Resona Bank
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株式会社りそな銀行(りそなぎんこう、英文社名:Resona Bank, Limited.)は、りそなホールディングス傘下である、りそなグループの中核を担う都市銀行である。かつての大和銀行とあさひ銀行との合併により誕生した。存続会社は大和銀行(被合併会社はあさひ銀行)。野村系の企業である(野村證券の源流)。
(大和銀行時代を含めて)戦後から一貫して、信託併営を継続している唯一の都市銀行で、同行自体がこのことを(他行との差別化による)自社の強みと位置付けている。ホールセール信託部門のみは、2001年に一時分社化したが、2009年に再統合している(りそな信託銀行)。
連結総資産はメガバンクに次ぐ4位で、41兆230億円である。
本店は大阪府大阪市中央区にある大阪営業部(旧大和銀行本店)。旧大和銀行の東京営業部は大手町営業部(東京営業部店舗内、現在は廃止)、旧あさひ銀行本店営業部は東京営業部(当時は千代田区大手町に所在。現在は文京区後楽に移転し、空中店舗化、当初は大手町の同所には同店管理のATMを残していたが、東京本社の移転に伴い同所へ移設し、代替として丸の内オアゾ内に東京中央支店管轄のATMを設置)へ、さいたま営業部は埼玉りそな銀行さいたま営業部(本店)へ、大阪営業部は大阪中央営業部(大阪営業部店舗内、現在は廃止)へとそれぞれ移行された。会社の方針として、営業店名称としては「本店」の語をりそな銀行発足以来使用していない(埼玉りそな銀行や旧UFJ銀行、池田泉州銀行なども同様。ただし、同じグループ内でも、近畿大阪銀行には本店営業部が存在する)。
なお、埼玉県内の旧あさひ銀行の店舗は埼玉りそな銀行として分離している(例外としてりそな銀行浦和支店があったが、2008年10月20日に東京営業部に統合された。埼玉県内にもう一店舗ある、りそな銀行朝霞台支店は旧大和銀行)。これとは別に、りそな銀行発足後に当社の支店として開設されたローンサポート支店は、さいたま市浦和区の埼玉りそな銀行浦和中央支店の建物内に設置されている。
2006年1月1日に奈良銀行を吸収合併し、同日より旧奈良銀行本店は、りそな銀行新奈良営業部に衣替えした。[1]
管轄税務署は、合併時の存続行であり本店を引き継いだ旧大和銀行の流れを汲み、東税務署である。現行の通帳(システム統合以前は旧あさひ店発行の通帳)では、埼玉りそな銀行と共通のものを利用しているため、見開きページにある埼玉りそな銀行の名称とその住所、「印紙税申告納付につき浦和税務署承認済」の部分をアスタリスクで抹消する措置を取っている。システム自体は近畿大阪銀行とも共通化しているが、通帳については近畿大阪銀行は独自で発行しており、同一書式ながら共通化していない。
旧大和銀行の流れを受け、大阪府と大阪市の指定金融機関である(大阪市は三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行との輪番制)。また旧奈良銀行の流れを受け、奈良県と奈良市の指定代理金融機関にもなっている。さらに旧あさひ銀行の流れを受け、東京都多摩地区の一部の自治体の指定金融機関である(東村山市、清瀬市、小平市、東大和市、武蔵村山市、青梅市、あきる野市など)。
旧大和銀行時代から国会の議員会館内に衆議院支店・参議院支店を持つ唯一の銀行である。同支店の開設に当たっては、当時三井銀行と三菱銀行が激しく競合して収拾がつかなくなり、結局両成敗の形で、当時都銀下位行であった大和銀行に認められたという説がある。また、国立国会図書館内には2007年までは郵便局のATMが館内にあったが、2008年現在はりそな銀行のATMが唯一館内に設置されており、国会議員や政党・政治団体、国会職員などに利用されている。そのため、議員に対する融資などを通じて永田町との関係が深い銀行と言われ、特に自民党への銀行団の融資額のうち50%近くの債権を所有している。
大阪府庁舎内にも店舗を持つが、店舗名は「大手支店」である。なお、「大手支店」を母店とする有人店の咲洲出張所が、大阪府咲洲庁舎の18Fに、2011年2月15日に開業している。
2005年12月まではりそな銀行(開始当初は大和銀行に2003年2月まで委託していたが、あさひ銀行などと合併により同年3月から同社に移行)に販売業務を委託する形でスポーツ振興くじが運営されていた。
なお、「りそな」はラテン語で resona(共鳴せよ、響きわたれ:動詞 resono の二人称単数命令法現在形)という語であり、りそなホールディングスのWebサイトにも、このことが述べられている。[2] ただし、resona をラテン語読みすれば「レソナ」であり、「りそな」は英語読みしたものと理解できる。
法人として2008年時点で現存する都市銀行では、唯一東京以外に本店を構える銀行である(ただし、三井住友銀行に大阪の中核拠点として「大阪本店営業部」名の店舗が存在する)。また、大手銀行としても住友信託銀行が他行と合併に伴って、本店を東京へ移転の予定のため、大阪資本が明確になる。ただし、大阪府が旧大和銀行から継承した主要営業基盤である関係上、当社の本店自体は大阪に留まるものの、りそなホールディングスは2010年5月6日に現在地に移設された東京本社が、2010年6月25日付で登記上本店・定款上の本社に変更された。
東京本部の移転に伴い、すでに前年に文京区後楽に移設された東京営業部・不動産営業部と両営業部の口座勘定を除き、東京側にあったすべての振込専用口座店や東京エイティエム支店といった仮想口座店は、すべて、東京本部内へ移設されている。